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豊かな心を育む暮らし|05 自分の物差しで生きる

10月3日
読了時間: 2分

更新日:7 日前


人と比べようと思えば、比べるものはいくらでもあります。学歴、家族、容姿、収入、持ち物、仕事、肩書き、周囲からの評価。比べ始めれば、きりがありません。そして不思議なことに、人と比べているときほど、「私にはない」「私はまだ足りない」。そんなものばかりが、目につくようになる気がします。


思えば私は、子どもの頃から、周りの人と自分との違いに、どこか敏感なところがありました。人と違うところを見ては、自分を見る。周りに合わせようとしたり、「こうあるべきなのかな」と考えたり。知らず知らずのうちに、誰かの物差しで、自分を測っていたこともあったのだと思います。

でも、いろいろな経験を重ねる中で、その物差しは少しずつ変わってきました。人からどう見えるかではなく、私は何を大切にしたいのか。何をしていると、心が穏やかになるのか。どんな時間を、幸せだと感じるのか。そんなことを、静かに考える時間を持つ。外ではなく、自分の内側に目を向ける。そうすることで、少しずつ、自分の物差しができてきたように思います。


自分の物差しで生きるというのは、好き勝手に生きることでも、誰かを否定することでもありません。人には人の物差しがあり、私には私の物差しがある。その違いを認めながら、自分の心まで他人に預けないこと。それが大切なのだと思います。


外ばかりを見ていると、「もっと頑張らなければ」「もっと持っていた方がいい」「もっとこうあるべき」。そんな声が、どんどん大きくなってしまうことがあります。でも、自分の内側に目を向けると、私は何が好きなのだろう、私は何に心が動くのだろう。そんな問いに、少しずつ気づけるようになります。


静かにお茶を飲む時間。文章を書く時間。好きなものに触れる時間。誰かと穏やかに言葉を交わす時間。そういう時間の中で、自分の心の声が、少しずつ聞こえてくることがあります。


人には人の物差しがある。私には、私の物差しがある。誰かの正解を追いかけるのではなく、自分の心が穏やかでいられる方へ。そうやって、自分の物差しを少しずつ育てていくことが、豊かに生きる、一つの道なのだと思います。


みなさんは最近、誰かの物差しではなく、自分の物差しで、物事を見られていますか。


今日も、心に光を。

T.Matsunaga

Founder & Representative / Best Brillanz


 
 
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