無添加の暮らし ― さいたまで育む、心豊かなライフスタイル

先日、セブンイレブンで、昔から好きだったえんどう豆のスナック菓子を、なんとなく手に取りました。念のため、裏の表示をくるりと返して見てみる。これはもう、長年の癖のようなものです。
あれ?
/(スラッシュ)の後ろの添加物が、ない。
思わず、心の中で小さくガッツポーズをしていました。これなら、私でも安心して食べられる。冷凍グラタンを手に取ったときも、同じでした。あれ? これも大丈夫。イオンスタイルでは、めんつゆだけでなく、ドレッシングやソーセージにまで、無添加のものを見つけました。
やった、と思わず声が出そうになる。コンビニやスーパーの棚が、いつのまにか、少しずつ変わってきている。その小さな発見が、このごろの私の、ささやかな喜びです。
なぜ、裏の表示を見るのか
こんなふうに表示を確かめる習慣がついたのには、理由があります。
私にはアレルギーがあり、口にするものが、そのまま体の調子にあらわれてしまうのです。
だから、いつからか、食べるものをひとつひとつ選ぶようになりました。
東川口の自然食品店では、無農薬のお野菜や、無添加の調味料などを。東大宮のオーガニックのお店にも、よく足を運びました。お店で手に入らないものは、インターネットでお取り寄せ。以前、拠点が銀座にあった頃には、シックスの地下のビオセボンにもよく立ち寄っていました。いろいろなものが揃っていて、美しく陳列されている棚を見て回るだけでも楽しいお店でした。銀座のソノコで、お食事をしたり買い物をしたりする時間も、好きでした。
こだわりはじめると、世の中には、なんと添加物の多いことか、と少し途方に暮れたりもしました。大好物だったカップ麺の担々麺も、いつしか食べなくなっていました。
選び、育て、手をかける
選ぶだけでなく、自分の手で作るものも、少しずつ増えていきました。
味噌は、毎年、自分で仕込みます。材料を厳選して炊く酵素玄米は、日々の食卓の真ん中にあります。麹があれば、甘酒や、砂糖を使わない発酵あんこも作れます。豆乳やオーツミルクだって、材料を選んで、自分で作る。手をかけるのは、たしかに手間ですが、その時間そのものが、なんだか心を整えてくれるようでした。
卵は平飼いのものを、お魚はなるべく天然のものを。お肉も産地から確認してちゃんと選ぶ。飲むお茶(松葉茶・よもぎ茶・スギナ茶など)の一杯でさえ、添加物や農薬が入っていないかを、気にかけて過ごしてきました。
そして、自宅と会社では、無農薬のお野菜を育ててきました。土に触れ、芽が出るのを待ち、育ったものをいただく。買う、育てる、作る。気づけば、暮らしのあちこちに、そういう時間が根を張っていました。
体が、教えてくれたこと
不思議なもので、こうした暮らしを続けているうちに、体のほうが、静かに応えてくれました。
長いあいだ抱えていた、だるさや、重さや、不安定さが、いつのまにか薄れていったのです。肌に出ていたブツブツや痒みも、少しずつ、出なくなってきました。快適だな、と感じられる日が増えていく。だからこそ、続けてこられたのだと思います。
これは、誰かにこうしなさいと言いたい話ではありません。ただ、私自身の体に、実際に起きたこと。私にとっての、確かな手ごたえです。
棚は、少しずつ変わっていく
だからこそ、あのセブンイレブンでの「あれ?」が、うれしかったのです。
かつては、安心して食べられるものを探すのに、遠くまで出かけ、あれこれ取り寄せていました。それが今では、いつものコンビニやスーパーの棚に、無添加のものが、そっと増えはじめている。無理に探さなくても、安心して手に取れるものが、少しずつ、身近なところへやってきている。
誰かを責める必要も、何かを怖がる必要もありません。ただ、より心地よいものを選びたい、という静かな願いが、世の中の側にも、少しずつ育ってきているのだと思います。その変化に気づくたび、私の心も、ふっと軽くなります。
あなたは今日、手に取った何かの、裏側を見てみたことがありますか。そこに、あなたの心が「あれ?」と、うれしくなるような出会いが、待っているかもしれません。
今日も、心に光を。
Best Brillanz(ベストブリランツ)は、浦和美園を拠点に「心豊かに生きる」ための場とつながりをつくっています。


